普段ソフトウェアエンジニアとして、開発プロセスみたいな話を発表しがちだけど、3月はなぜかDJに関する登壇を2回もやった。
DJ Beginners Meetup Fukuoka #1
このイベントは確か FUKUOKA Engineers Day 2024 rebuild の懇親会にて、@BkNkbot さんがDJをしたいけど色々わからないこと(マナーとか含め)が多いから、イベントを開催してみんなに教えてもらいたい、と言っていてその場のノリで開催する方向で話が進んだイベントだった。
びきニキさんと知り合いかつDJは趣味でやってた自分はやれますよと声をあげて登壇することが決まった。初心者向けDJ入門的な資料が良さそう、かつ懇親会で話していたように「DJする際のマナー」「曲の仕入れ方」みたいなことを取り入れられるといいかと思って資料を作った。
また、以前よりDJに詳しくない人(自分も元々やる前は詳しくなかった)は「なんかマイクパフォーマンスしてYoYo言う」とか「片耳ヘッドホンの役割がよくわからない」みたいな認識だったりすることあるなと感じていたのでそのあたりも解消してあげたいと思った。
結果的にとてもいい感じにまとまった資料ができたと思う。
さらにこのイベントの特徴としては、実際にGMOペパボ株式会社 福岡オフィスにDJ機材が置いてあったので、その場でDJを披露してデモすることができた。実際にDJをするときみたいに曲を用意していったが、当日みなさんに囲まれてどのボタンが何でどういうことを考えながらDJしてるかリアルタイムに質疑が行われたため、一方的に披露するだけにならず、Q & A が多い感じでよかった。会場にきてるみんながとにかくDJに興味津々ですごく嬉しくなった。
また、イベント名には「DJ」が入っているけど、自分の後にVJの人の登壇およびVJソフトのデモがあってそれもとても面白く、良い会になった。また第2回もやってほしい。
Ya8 2024 - ヤパチー 令和六年最新版(仮)
このイベントは主催の id:uzulla さんの意向に沿った感じであればわりとなんでもOKなエンジニア向けのイベントで、自分はDJに関する登壇をここでもした。
プロポーザルを出す時もノリで、こっちでも同様にDJっぽい話すればいいかとだしたところ即座に採択したため話すことが決まった。
github.com
DJ Beginners Meetupと違い、ヤパチーは持ち時間が40分あるのと、ソフトウェアエンジニアが多いため、ソフトウェアエンジニアの仕事術と絡めた感じにしたいなとぼんやりと思いながらプロポーザルの文章を書いた。
実際に資料をどうするか考え始めたのは数日前くらいからで、その時点でDJ Beginners Meetupの資料はもうあったが、同じ内容で再演してもつまらないので何か工夫がほしかった。
そこで「DJの話をします」→「と見せかけて最初は普通にチーム開発のTipsをひたすら真面目に話します」→「実は全部DJでも適用できます!!」みたいな流れを考えた。DJとチーム開発に関連する項目をざっくりブレストして、ChatGPTに「ソフトウェアエンジニアに関する登壇したいです、アウトラインを出してください」と出してもらい、その後「実はDJに関する登壇です、アウトライン出してください」と言ってAIにそれらしいことを言ってもらった。
もうChatGPTにアウトラインは考えてもらう pic.twitter.com/wxC5GuV43C
— すてにゃん (@stefafafan) 2024年3月14日
結局このアウトラインをそのままは採用しなかったが、かなり参考にはなった。
また、発表中ツッコミどころとかスクショチャンスを作ってツイートしてもらいたいなと考えていた。例えば「DJの話を聞きにきたはずなのにチームの話をしている」とか「DJとソフトウェアエンジニアリングは同じらしい」みたいな。この狙いは後からハッシュタグを確認したら成功していそうだった。
DJの話を聞きに来た #ya8 pic.twitter.com/itTzxrbf5q
— こはる (@cohalz) 2024年3月16日
DJ見に来たけどリーダーシップの話をやってて部屋を間違えたかと思ったけど間違ってなかった #ya8
— yancya (@yancya) 2024年3月16日
DJ論見てる #ya8 pic.twitter.com/kjn08CFWYA
— mctk - マクトク (@mactkg) 2024年3月16日
ということで、こちらの資料もよかったらみてください。
speakerdeck.com
Ya8 2024、めちゃくちゃ楽しかった。また次回あったら参加したい。