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"すてにゃん" こと id:stefafafan のブログです

YAPC::Kyoto 2023 に 参加しました #yapcjapan

ブログを書くまでがYAPCということで書いていきます。

yapcjapan.org

前日祭

前日祭から参加しました。
yapcjapan.connpass.com

自分ははてな社員だし、もっと登壇とかしていきたいしということでYAPCにプロポーザルを出したのですが残念ながら採択されず、その代わり急遽開催が決まった前日の Reject Con で話せることとなりましたという経緯です。ありがとうYAPCスタッフ各位、そして id:papix 氏!

blog.yapcjapan.org

ということで、この週は仕事しつつ Reject Con の登壇資料も用意しつつで結構落ち着きがなく、正直「はやくReject Conの自分のターンが終わってほしいな」という気持ちでもんもんとしながら当日を迎えました。スライドにはあまり文章を多く書きすぎないことを意識してその場で話すようにはしたけど、そもそもマイクが声を拾っていなかったっぽい?(オフになっていそうだった?)とか、喋り慣れていなさすぎてモゴモゴしてしまった気がして個人的には手応えは微妙でした。20分の持ち時間のところ16分くらいで終わってしまった気もするし。

そういう感じで発表を終えましたが、あとでフォロワーや同僚に良い発表だったと褒められたので気持ちが楽になりました。こういうのって自分では失敗だなと思っても堂々としていれば実は全然大丈夫だったりしますよね、DJイベントに出演するDJとかと同じだなと思いました。

とにかく以下に資料を公開しましたのでよければ読んでみてください。
speakerdeck.com

前日祭後半の「ネコトーストラボ杯争奪 東西対抗 LTマッチ」は勢いのあるLTが沢山聞けてエンタメとして面白かったです。LT慣れしている熟練のメンバーから今回が人生初LTの方まで参加されていて面白かったですね。正直自分はああいう勢いのあるLTをやれたことがないので「すげーな」と思いながらみていました。いつか挑戦してみようと思います。

YAPC::Kyoto 2023 当日

前日で実はすでにかなり満足して「良いイベントだった」と思っていたところ、実はまだ当日がはじまっていなくてびっくりしましたね。

会場についたらとにかくはてなの同僚や元同僚・元インターン生などが大量にいて「弊社のイベントでしたっけ」みたいな気持ちになって素朴に面白かったです。さすがはてなのホームタウンですね。以下の記事で紹介されているメンバー以外にもボランティアスタッフや一般参加メンバーなどが何人もいました。
developer.hatenastaff.com

会場ですが、特に「Scrapboxホール by Helpfeel (アトリウム)」が良い会場で豪華な垂れ幕などがついていてよかったです。神社も置いてあり、京都感がありましたね(カンファレンス会場に神社といえば、前日祭でHelpfeel社のhonchangさんという方のLTでブースに神社を用意したという話をちょうどされていたので一部のメンバーはそれを思い出して笑っていた気がします)。

さて当日私が聞いたセッションは以下のものでした。

  • Songmuさん「小さく始め、長く続けるOSS開発と貢献」
  • 須藤将史さん「売上と開発環境を同時に改善するために既存のPerl Web アプリケーションをどのようにリプレイスするか」
  • Dan Kogaiさん「my$talk=qr{\b((?:ir)?reg(?:ular )?exp(?:ressions?)?)\b}ig;」
  • onkさん「ORM - Object-relational mapping」
  • Soudaiさん「マルチテナントの実現における技術選定の審美眼とDB設計 ~ PostgreSQLを添えて ~」
  • 株式会社Helpfeel「公開収録ランチセッション」
  • moznionさん「【ゲスト】ソフトウェアエンジニアリングサバイバルガイド: 廃墟を直す、廃墟を出る、廃墟を壊す、あるいは廃墟に暮らす、廃墟に死す 」
  • macopyさん「デプロイ今昔物語 〜CGIからサーバーレスまで〜」
  • 上原 哲太郎さん、宮脇 正晴さん「【ゲスト】法と技術の交差点 」
  • yusukebeさん「どこでも動くWebフレームワークをつくる」
  • 天野 卓さん「honoの3+1のルーターと、そこにつながるPRがプロジェクトにもたらしたもの」

盛りだくさんですねと思いつつ、3トラックあるのでこれでも1/3しか聞けなかったというボリュームですごいですね。聞いてる側としての全体的な感想は、以前自分がYAPCに参加した頃は「新卒感」「若者感」がまだあったのかあまり発表内容を自分ごとにできていなかった気がします。単純に内容があまりわかっていなかったとか、経験が足りなかったなどですね。ただ今回に関しては自分の経験や視座が追いついてきたのか、どの発表も「自分のプロダクトだとこうだな」「参考になるな」みたいな刺さるものが多く満足感が高かったです。

またTwitterでの実況はそれなりに真面目にやっていて、特に質疑応答は自分が存在するトラックに関してはTwitterにログが結構残っていると思います。これはやってよかったなと思いますが、そういえば後で発表資料だけSpeakerDeckなどで読んでもツイートはセットにならないんだよなとも思って悩ましい。Twitterも今後どうなるかわからないですし、イベントの実況のあり方もまた変わるんでしょうかね。

当日のLTコーナーも面白く、なんと前日祭にLTとして出ていたメンバー1人が当日もでて賞を受賞していました。私もReject Conに満足せず、当日LTにも申し込めばよかったなと後悔しました。次回同じ状況になったらLTも用意しようと決意しました。ベストスピーカー賞やベストLT賞ほしいです!

最後のonishiさんによるキーノートのエモさが凄まじくてびっくりしました。ここまでずっと「YAPC楽しいね〜」という感じで1日過ごしてたところ唐突のエモにより :pleading_face: となりました。このあとのpapixさんのクロージングやあらたまさんの受賞コメントなども連続してエモさに溢れていて「YAPCって……めっちゃ良いイベントでは!?」という感じで終わりました。

ところでReject Conでの登壇やTwitterでの実況が功を奏したのか、自分からは動かなくても人から話しかけられたりしたのでやっぱり存在感を出すのはお得ですね。次回もまた存在感を出していきたいものです。そしてイベント後の飲み会をどうするかとかもちゃんと計画しておきたい!(今回はHelpfeel社による飲み会に参加できてかなり助かりましたありがとうございます!)

おつかれさまでした!