大吉祥寺.pmとその関連イベントに参加したので感想を書いていきます。
大吉祥寺.pm
まずこちらの本編に一般参加しました。主催の id:magnoliak さんとは以前からインターネット上のお付き合いがあったり、10年も続いているのが純粋にすごいと思い、今回お祝いも兼ねて参加することに決めました。
プロポーザルの提出
せっかくなら何か話してみたいと思い、以下のプロポーザルを提出しました。
fortee.jp
プロポーザルの募集が4月に開始して、ちょうど同時期に参加していた技術書典16の提出期限が5月だったので、「今まさに書こうとしている同人誌と近いテーマで応募しておけば1つのテーマに集中して力を注げるであろう」という思惑がありました。今改めてプロポーザルの文面をみると結構ふわっとしている(同人誌がまだ完成してなかった頃だった)ので、見込みだけで出すのは難しいよなという気持ちになりました。
技術書典16に出した同人誌については以下の記事をご参照ください。
blog.stenyan.jp
会場
大吉祥寺.pmの会場は武蔵野公会堂でした。
ホールの椅子の座り心地もよく、参加人数がそこそこ多い割には後ろのほうからでもセッションの内容もとてもみやすくて体験がよかったです。
余談ですが同じ時間帯に会場の別会議室で実施されていた「吉祥寺トーストマスターズクラブ」も若干気になりました。スピーチやプレゼン、上手くなりたい。
www.kichijoji-tmc.org
そういえば当日 id:kushii や id:ogijun がいて「おっ #kakehashifriends だね〜」と思っていたら、はてな社員が十数名くらいウロウロいて「これはてなのイベントだっけ?」となったりしました。みんなに会えてよかったです。
印象に残ったセッション
どのセッションもお世辞抜きでめちゃくちゃよかったですが、印象に残ったものについて簡単に感想を書きます。
開発部に不満を持っていたCSがエンジニアにジョブチェンしてわかった「勝手に諦めない」ことの大切さ
CS→エンジニアになった人の話はそもそも貴重ですが、その上で主張したいことが明確で納得の行くものが多く、経験からくる説得力もあってとてもよかったです。このセッションを聞いた直後、すぐさま「知り合いのソフトウェアエンジニアにこの資料のURLをシェアしたいな〜、会社のSlackに貼りたいな〜」という思いにさせられました。結局はどの職種も一緒に働く時にお互いに歩み寄ることが大事なんですよね。
僕はまだ見ぬ誰かを動かすために登壇をする。
幸福、という話と登壇をつなげて話していて「これどう着地するんだろう」と思って聞いていました(ベストスピーカーになったとしても幸福にはならないんだ、とか)。でも最終的に他者に貢献できているという実感によって幸福になるというのが納得感が高かったです(私も、実際に他者の役に立つことが好きなので)。心理学について疎くて「共同体感覚」も初めて耳にしたけど学びがあってよかったです。
集中して作業する技術
こちらはLTですが、LTらしさがすごくて聞いていて爽快だったのと、一方で自身の経験と様々な文献をもとにした説得力もあり、「明日から作業するときはスマホを遠くに置いておこう」と早速思うような内容でした。とてもよかったです!
サプライズ
私も妻もコミュニティでソフトウェアエンジニアとして活動している中で、 id:magnoliak さんにもお世話になっているということでサプライズ(結婚祝い)をされました。「こんな、私的なことでいいんですか?」という気持ちとありがたい気持ちが同時にやってきました。良い思い出として残りました、ありがとうございました!
大吉祥寺.pm 大懇親会
公式懇親会に参加しました。座るところは自由でしたが、ここではたまたま初対面の3名と相席しました。1名は生粋のPerl Mongerで、いまもしっかりとPerlを書いているという方で、他2人はJavaやPHPを書く方々でいい感じに属性がバラバラなソフトウェアエンジニアの集まりになって興味深かったです。
特に印象に残ったのは、Perlを書かないお二人はそもそも「吉祥寺.pm」の「pm」が何を意味するのかがわからずやってきて、でもとても楽しめたとおっしゃっていたことです。うち1人は技術カンファレンス自体初参加ということで、たまたまはてなブックマークで見かけて単身で参加してきてるのはすごいなと思ったり。いつかこういう場で登壇などしてみたいとのことだったので、「まずはLTからでも」とか「難しいハイレベルな話をする必要はない」みたいなことをみんなで言ってそそのかしたりしていました。
懇親会では他の席の人たちも何人かお話していて、個人的にはここで初めてまともにfujiwaraさんやinaoさんと直接コミュニケーションとれたのが結構嬉しかったです。自分がただ一方的に認知しているくらいの気持ちで眺めていましたがそんなことはなかったっぽい。
大懇親会会場は貸切だったようで、個室っぽいところそれぞれにも大吉祥寺.pm参加者が座っていたので、安心して顔を覗かせておしゃべりできてよかった。
きちぴーナイトパーティー【非公式】
公式懇親会の後からは非公式DJパーティーに参加してDJしました。AWS re:Inventのあとに re:Play というDJイベントが開催されていたり、RubyKaigiのあとはRubyMusicMixinというイベントがあったりと、カンファレンス後のDJイベントは珍しくなくなってきていると感じます。
前もって伺っていた会場のDJ機材は私がそこまで使い慣れていないものだったので、前日には個人的にスタジオをレンタルして同じ機材を借りて練習するなどして気合いを入れて臨みました。
きちぴーナイトパーティー前夜祭(参加者1人)やってます #kichipnp pic.twitter.com/XKjD4fys08
— すてにゃん (@stefafafan) 2024年7月12日
当日の選曲については、ガチガチにセットリストは組まずにある程度「かけるつもりのジャンル」の曲とそれ以外をプールした形で持っていきました。タイムテーブル的に「penne-kun aka Pasta-K」さんから「びきニキ」さんまでの間にかかる音楽はポップス寄りのものが多いんじゃないかと予想していたので、私の時間帯ではがっつりとしたクラブミュージックをかけて「流れが変わったな」感を出していこうと決めていきました。
結果としてはそれなりに盛り上がっていただけたようですし、終わった後に1人のお客さんに「クラブイベントなんて初めてきましたが、すてにゃんさんがかける知らない曲でもとても盛り上がれたのでよかったです!」とお手本のような褒められ方をしたので大満足でした!
主催の id:asumiso によるDJ陣に対するおもてなしがとても嬉しかったですし、箱のスタッフもDJの転換のたびにサポートに入ってくれたりと優しい世界でした。
久しぶりにナイトイベントで朝まで音楽を浴びたので翌日は眠さと筋肉痛がすごかったです。月曜が祝日で本当に助かりました。
終わりに
全体的に良い週末を迎えることができました。今後も吉祥寺.pmに関しては応援していきたいですし、参加できそうなときはまた参加してみたりしようと思います。DJイベントも最近全然いけてなかったので久々にまた何か催しがあったら参加してみたいな、という気持ちにさせられました。ありがとうございました。