最近少しずつ技術系のイベントでの発表機会を増やそうとしています。その中で、大きめなイベントだとまずCall for Proposals (CfP) という、プロポーザルを出したらそれによって選考が行われ実際に発表できるかどうかが決まる制度があります。ここで出したプロポーザルは必ずしも通るわけではないですが、出さない限り発表はできません。
プロポーザルを出すためにネタがないといけませんが、最近自分は「完璧な資料やアウトラインはないけども、当日までにまとめることはできそうだな」という感じのものをプロポーザルとして出したりしています。
具体的には、
- Go Conference mini 2023 Winter IN KYOTO では、自分が社内でチーム横断の「Goサブ会」という職能グループのオーナーをやっているのでその話についてのプロポーザルを出しました
- YAPC::Hiroshima 2024 でも同様のプロポーザルを出しました (PerlからのGoみたいな文脈で使いまわせそうだったためお得でした)
- Regional Scrum Gathering Tokyo 2024 ではエンジニアのアウトプットやコラボレーションについてプロポーザルを出してみています
プロポーザルを出しているということは喋ることのイメージが100%まとまっていると思われるかもしれませんが、実際のところは全然そんなことはなく、全体の流れはイメージがついているくらいです。上記のイベントはどれも12月〜2月の開催なので当日まで十分時間があり資料をまとめられそうだから不安に思っていません。ただしさすがにあまりにもイメージが曖昧だとプロポーザルとしても曖昧になってしまいます。なのでプロポーザルを出す前に軽く考えを整理しなければいけません。
何も機会がなければ自分はだらけたくなるので、プロポーザルを利用して締め切り駆動で動けるようにしようとしています。プロポーザルを出すとなると赤の他人に読んでもらうことにはなるし、あわよくば通してもらいたいので、1段階整理する必要があります。この段階で資料はできていなくても、ゴールのイメージを作る必要があります。
次に仮にプロポーザルが通った場合資料を実際に作って発表できる形にするという2段階目の整理が必要となります。その上で無事発表を終えてブログなどにまとめられたら、今後のエンジニア人生で自分や同僚が似たような境遇になった際に自分の残した資料を参考にしてもらえるようになります。ここまで来たら一番良いですね。
プロポーザルを出したりイベントに出たりしなくとも、考えたことを個人ブログにこのようにしてまとめて出すだけでも考えの整理としては十分かもしれません。でもやはりエンジニアコミュニティにももっと顔を出して実際に懇親会などで顔を合わせて色んな話を同期的にして情報交換したいなという欲求が増してきているので今後もこの調子でチャレンジしていきたいと思っています。