自分は20代にして歯医者に行きたくないという思いをずっと持っていましたが、通いつづけた結果いまではこの気持ちはなくなり、むしろ定期的に通おう!という気持ちになった。
そもそもなぜ行くのが怖かったのか
- まず、以前は歯磨きという行為が面倒と感じていたため、適当に磨いておしまいにしたり、磨き忘れて寝てしまっても「まぁいっか」で済ませていた
- その結果、歯医者に行ったときにあの歯もこの歯もだめ、どれも虫歯で治療が必要、と言われてショックを受けた
- ショックは受けたものの、やっぱり歯磨きはつまらない作業なのでたいして改善せずに生活をする
- ある日ちょっと歯が痛いような気がしてくる「もしかして虫歯?」
- 思い当たる節はわりとあるが、どうせ歯医者にいまいくとまたあの最初の「全体的な虫歯チェック」の作業で、「ここからここの歯全部C1 (虫歯)、この歯はC2 (虫歯がもっと進んだやつ)、この歯は…」みたいにボロボロ言われるんだろうなと想像すると本当に怖い(マイナス思考なので全部ボロボロだと思ってしまってる)
- ソフトウェア開発に置き換えると、未知のバグだらけのものをユーザ向けにリリース・告知しようと言われても、絶対にボロボロなので隠したい、というかこんなボロボロなコードに手を加えたくない、みたいな状況
- 結果的に、歯の状態の悪さは「なんとなく」把握しているものの、歯医者にいくのを先延ばししてしまう
歯医者に行ったきっかけ
- ある日仕事中に歯、及び頭が痛くてしょうがなかった
- 虫歯によって歯以外の部分まで痛くなり、ここまで仕事にも支障がでるのは本格的にやばいと思ったのと、そもそもどこまで歯の状態が悪いのかを把握しないまま生活してるのはそれはそれで恐怖と思ったので行くことを決意した
- ソフトウェアだって、ボロボロのまま放置したいといっても、この先数十年メンテするソフトウェア(人生)ならさすがにどういうissueが存在するのかは見える化しておくべきと思った
- 結果痛い!と思ってた歯はたしかにめちゃ状態が悪く、先延ばしにしてる場合じゃなかった。すぐに治療することになった。先延ばしにしなくてよかった
- 日頃から頭の片隅で歯の事を考えてるのは嫌なので、全部直してくださいと伝えた
数ヶ月間ひたすら歯医者に通った
- 痛いと言ってた歯以外にも、そこまでひどくはないものの虫歯になってるものもあったし、親知らず4本の近辺はどれも荒れてたので、数ヶ月間ひたすら通ってくださいプランを提示された
- 仕方ないので毎月毎月治療しにむかった。親知らずは全部抜いた。
定期検診
- すべての悪い歯を治すプランが終わった結果、「定期検診をおすすめします」と言われていまでは3ヶ月に1回のペースで歯医者にいくことになった
- 少し前まではもっと高頻度で歯医者通ってたため、3ヶ月に1回ちょろいじゃんと思って了承した。また、3ヶ月に1回のスパンであれば絶対に「最悪な状態の虫歯」が突然登場することはないので、日頃から自分の歯は状態悪いんだろうなあと考えてしまうストレスともおさらばできそうと思った。
- ソフトウェア開発に置き換えると、リリーススパンを短くすれば、早い段階でバグを発見出来て嬉しいという感じ
- 今日も行ってきたが、「歯、よく磨けてますね」と言われて嬉しかった。歯医者にいって褒められる経験が少ないため、とても嬉しい。また、褒められたことによって「怖い」とか「行きたくない」とか「歯磨きだるい」という感情もなくなった
- また、3ヶ月に1回この状態でいくと、虫歯の治療とかはなく、歯石取りだけして終わりなので痛みもなくて歯がめっちゃきれいになって帰れるので嬉しい
歯医者にいこう
- バグが怖いから手を加えたくないとか、リリースしたくないといって後回しにしても良いことはないので、はやいうちに歯医者に行って自分の状態を理解しよう
- 理解した上で、全部がっと直してもらおう
- 虫歯ゼロの人は、定期検診にいくと状態のチェックと歯石取りをしてもらえて嬉しいのでよかったらいきましょう
おわり