「困ったらアラートあげてください」みたいなフレーズたまに聞く。それは良いと思うものの、適切なタイミングでアラートをあげるのもスキルが必要だと思う。そもそもどういう状況のことを考えているのかというと……
難しい機能開発を任されている人にたいして「実装や動作確認などなんでも困ったらアラートあげてください」
- このケースの困った場合の例としては…
- 実装方針いくつか思いついたけどどれでいけばよいか迷う
- 初歩的な部分でハマってるけどこの程度でヘルプ呼ぶかどうか迷う
- ハマらず作れているけど実装にとても時間がかかっている
- こういう困った状態になっても、「とりあえずもう少し自分で考えてみるか」とか「まあこの方針で良いだろう」と思ってアラートあげずにそのまま進んで後々さらに困るみたいなことがある
- 本来はもっと早い段階でアラートをあげてほしいと言ってる側は期待していそう
- どうすれば良いのだろうか?
- 定期的に会話するタイミングを設定する
- 最初のうちは二人でペアプロやペアオペをしながらすすめる
- 「N分間わからず立ち止まったら呼んでください」と明確なアラートをあげる基準を定めておく
- 「順調ですか?」ではなく、「楽勝?」という聞き方をする
タスク量が多かったり、緊張感のある責任重大なタスクを直近担当している人にたいして「精神的につらいとかあればいつでもアラートあげてください」
- こう言われても、自分から「今つらいです」と言いづらいことがありそう
- 「自分にしかできないことだから」とか「このタスクが終われば俺、結婚するんだ……」と思ってとにかく全部飲み込む覚悟でやってる人とか
- 「仕事ってこんなものだろう……」とか「上司と比べると自分なんて……」と思って言わない人とか
- そもそもこういう精神状態に入ると、自分自身を客観的にみる余裕がなくなり、つらいかどうかわからなくて言えない人とか
- どうすれば良いのだろうか?
- タスク量を減らしたり、他の人と責任を分散させたりする
- 精神状態が乱れるとどういう変化があるのかを前もってヒアリングしておいて、例えば部屋がめちゃくちゃ散らかる人だったら「最近部屋散らかってる?」と聞いてみる?
- 筋肉は裏切らないということで一緒に散歩や運動に誘う?
おわり
- 他にもなにか書きたい気がしてたけど書きながら忘れてしまって困った、とにかくサポートする側としてもなにか他にやれることないかが気になっている