今回は音楽の話です。題名の通りです。「星宮とと」「TEMPLIME」を知らない人むけにわかりやすく解説しつつ最後に布教したいと考えています。
何で急に?
自分、普段「すてにゃん」とは別の名義で、クラブに遊びにいったりDJしたりしているのですが、久々にハマったコンテンツが出てきたなと思って書いてみます。
星宮とと、TEMPLIMEは何者?
星宮ととはバーチャルな存在で、当初はVTuberとしてやっていたのだと思うのですが(自分も初期の頃の活動は追えていないのであまりその辺りは知らない)、現在はVTuberではなく、クリエイターとしてモデル作りや動画作り、イラスト描いたり歌を歌ったりなど様々なことをやっているようです。元々個人で活動されていて、最近は「はかせ」という人物と組むようになったそうです。
【 おしらせ 】
— 星宮とと 1st アルバム配信開始 (@hoshimiya_toto) 2020年4月21日
星宮ととは、今まで個人活動でしたが
これからは、はかせ @YuKiMuMa が
手伝ってくれることになりました!
はかせも、映像・絵・音楽・ものづくり
と色々できて凄いのでチェック✓
今後ともよろしくお願いします。
星宮とと
また、最近は星宮ととの生みの親である「ととねぇ ( ΦωΦ )」も存在を徐々に出してきています。「ととねぇ ( ΦωΦ )」は星宮ととと同一人物ではなく、あくまでも、星宮ととがととねぇ ( ΦωΦ )のバーチャルクローンなのだそうです。 (このへん結構設定が深そう)
星宮ととは、映像と音楽 キャラクターとしてのエンタメ
— ととねぇ ( ΦωΦ ) (@1010XTOTO) 2020年4月24日
ととねぇは、バーチャルとリアルの共存
をコンセプトにやってく方針のつもり
とにかく「キャラの設定がしっかりしている、イラストや動画を作るクリエイターである」という感じです。
かわってTEMPLIMEは、DJやマネジメント周りを担当している tempura と、曲作りを担当している KABOSNIKKI の2人で構成されているユニットです。
曲のジャンルとしては、明るめのUK Garageといったかんじで、とある曲を気に去年から一部の界隈で一気に人気を出しています。
とある曲
そのとある曲とは、星宮とと × TEMPLIME の「ネオンライト」という曲です。
この曲、自分は最初SoundCloudにアップされたときに「VTuber?は興味ないが、TEMPLIMEのUK Garageは良さげだし聴いてみよ」というノリで聴いたのですが、ここまでオリジナルでキャッチーで歌もので良い曲久しぶりに聴いた!と感動した記憶があります。ちょうど1年前のことです。
インストも歌声も歌詞も全体的にうまい具合にマッチしていて、しばらくずっとこの曲を聴いてました。
のちにYouTubeにも動画がアップされていることを知り、上記の動画をみました。星宮ととは上記の動画の編集に関わっているそうで、そこで、「星宮ととはただの『歌い手』というわけではないんだな」と思い、ちょっと詳しく追ってみるかと。
6000フレーム以上
— 星宮とと 1st アルバム配信開始 (@hoshimiya_toto) 2019年4月27日
1フレームづつ手描きした
アニメーションだから
ネオンライト観てから寝てね🐏💭💘https://t.co/rfox6dxFKR
クラブでの体験
星宮とと、TEMPLIMEはクラブでライブ出演することが去年何度かあったのですが、そのうちの秋葉原mograでの出演と、渋谷ラウンジネオでの出演に足を運びました。
クラブといえば、どうしても「音楽」が主役となりがちなところがあり、たしかにVJもいるけど音楽を引き立てる役としているくらいの立ち位置と思われていると思うのですが、星宮とととその「チーム」はライブで自作モデルのモーションと、星宮ととや「つづつ」さんに依頼したアニメーション、また、複数のプロジェクターを用いての表現で僕含めお客さんを完全に圧倒してくれました。
TEMPLIMEよかった… #LOリリパ pic.twitter.com/UYVl0gqCW8
— 神と和解せよ (@YUiFUNAMi__) 2019年9月21日
最高のリンクロット導入演出どうぞ…!
— つづつ (@2z2tdt) 2019年9月21日
だめねことディスクシステム風アニメーション見て#LOリリパ #リンクロット #だめねこ#星宮ととhttps://t.co/yEuCWbrYoS pic.twitter.com/lyqLdE7QRI
あ、リンクロットのPVもついでにみてください。
www.youtube.com
クオリティの高い音楽、アニメーション、そしてクラブでのライブの演出に僕はワクワクしっぱなしでした。「だめねこ」などのキャラが繰り返し登場するので、この不思議な「星宮とと」の世界観もとても魅力的です。
星宮ととに協力してくれているクリエイターの人々も、ただお金ほしさにやっているとかではなく、皆純粋に「星宮とと」や「ととねぇ ( ΦωΦ )」の「何か面白いこと考えてそう」というところに惹かれているのだと感じています。
ようやく本題の1st アルバム
今回2020/5/5にアルバムが初めて出たのですが、良い意味で再び裏切られました。期待を超える出来でした。
🐏星宮とと+TEMPLIME 🍋🦐
— 星宮とと 1st アルバム配信開始 (@hoshimiya_toto) 2020年5月3日
2020.5.5 リリース
全12曲 1st Album
“クラウドダイバー”
2020バージョンは、
より音がクリアに!
星宮とととの出会いや
Cloud Diverのストーリーがわかる
ショートドラマも🎧
ハッピーな曲も切ない曲も
両方入ってます(躁鬱☺️)
アルバムで買ってほしい🙏 pic.twitter.com/3QR6HJ4Q8h
裏切られたポイントとしては、
- ショートドラマが2つ入っている
- これまでの曲の2020 ver. が入っている
- 曲順が考え抜かれており、アルバムを通しで聴くのが推奨されている
そもそもTEMPLIMEの曲のレベルが高いことは知っていたことなのですが、今回は何といってもショートドラマとアルバムを通しで聴いたときの「1つの物語を追っている」感覚がすごくて感激してしまった。
Twitterでも何人か「映画」をみたときのような感じだと言ってるのですがまさにそんな感じです。
自分はDJをはじめてからはなかなかアルバムを通しできくとか最近やってなかったし、そもそも歌詞の入った曲をあまり聴いてなかったが、これは久々に良いものだなと思った。
元は「星宮とと」という個人で活動していたクリエイターが、TEMPLIMEなどのクリエイターと出会い、1年かけてこのアルバムが完成したと考えると本当にすごい。
とりあえずクロスフェード置いておくのでみてみてください。
いまからでも遅くないので皆もぜひこの機会に星宮とと、TEMPLIMEを追いはじめませんか。
追記
2020/5/5 14時現在、日本iTunesのアルバムの総合ランキングでクラウドダイバー1位に入ってるそうです!すごい……。
総合で一位😭😭🙏🙏
— KABOSNIKKI(TEMPLIME)@クラウドダイバー (@KABOSNIKKI) 2020年5月5日
買ってくださった方々感謝です.........(なぜか自分でも買っちゃった)
引き続きよろしくお願いしますー!!#クラウドダイバー pic.twitter.com/ZdFVejUvqk