つみたてNISAといえば年40万円までの非課税枠があるが、12ヶ月では割り切れないので設定するときに工夫が必要ということが知られている。自分はSBI証券を利用しているがこの設定をミスって4円余らせたことがあるので一応ブログに書いておきます。
ボーナス月を指定しているのに4円余らせる設定 (うまくいかない)
毎月33333円積み立てて、ボーナス月に100円、NISA枠ぎりぎり注文を有効にする。(ボーナス月は最低100円からとなってるのでこうしている)。

ボーナス月とNISA枠ぎりぎり注文を使うのはFAQにも書いてあるし、上記の設定では12月のみ33337円積み立てられてほしい。が、実際には失敗します。
faq.sbisec.co.jp
おそらく原因としては、12月時点でのNISA投資可能枠が残り4円になっているともう発注ができないということになるため。これはさらに別のFAQに書いてあります。
※NISA投資可能枠が10円未満の場合、NISAぎりぎり注文の発注はされません。
「NISA枠ぎりぎり注文」、「課税枠シフト注文」とは何ですか?(事例あり) : SBI証券
また、私は試していませんがボーナス月の設定はクレジットカード決済では利用できないようなので現金決済にしておく必要があります。
恐らく上手くいく設定 (未確認)
現金決済で、ボーナス月やNISA枠ぎりぎり注文を活用する、NISA投資可能枠が10円未満での決済にならないように調整する、ということを意識する必要がありそうなので、以下のような設定だと多分上手くいきます。
- 例1: 毎月33000円積み立て、ボーナス月に4000円積み立て (これでぴったり40万円なのでNISA枠ぎりぎり注文設定は有効でも無効でも可)
- (33000x12) + 4000 = 400000
- 例2: 毎月33330円積み立て、12月をボーナス月として100円積み立て、NISA枠ぎりぎり注文を有効にする (12月時点でNISA投資可能枠が40円と10円より多いので成功すると思われる)
- (33330x12) + 40 = 400000
- 例3: 毎月33325円積み立て、1月をボーナス月として100円積み立て (これでぴったり40万円なのでNISA枠ぎりぎり注文設定は有効でも無効でも可)
- (33325x12) + 100 = 400000
これらのパターンを全部試したわけではないのでアレですが、何はともあれボーナス月を設定するなら1月にしておくほうが後にリカバー取りやすくて良いと思います。あとそもそも新しい制度では12で割り切れる数字にしますという話なのでそれになれば何も迷うことはなくなりそうですね。