読んだ。自分自身としてはまだソフトウェアエンジニアとしてこれからで、テックリードの役割やEMの役割は何となくわかる気がするけど、ICやスタッフエンジニアは「なんだかすごいエンジニアなのかな」くらいの解像度だったので参考になった。
読んでわかったことは、そもそも求められることは会社によりけりだけど、大体「深さ」や「広さ」が大事で、効果のあることをとても良い効率で発揮できる必要があるということ。スタッフエンジニアはキャリアラダーの上のほうの役職で相応の報酬を得るので、それにちゃんと見合った結果を残せる必要がある（それには一人でめっちゃ残業してがんばるというよりは、同僚や経営層をいい感じの方向に導けるのが一番効率が良い）。
あとこの役職になるためにはなんだかんだ人間関係が大事で、自分を推してくれるスポンサーが大事、上長との関係性が大事みたいなことも書いてあったりして確かにと思ったり。
本の後半はひたすら色んなスタッフエンジニアのインタビューが載っていて、実際にスタッフエンジニアを目指したりしている人であればとても参考になるコンテンツかなと思いました。逆にまだまだスタッフエンジニアから遠いジュニアエンジニアとかであれば今これを見ても「そうなんだ〜」と思うくらいで終わりそう。自分も「その時」になったらまたいつか目を通してみたいかもなと思いました。
