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ノベルゲーム『ニュートンと林檎の樹』を遊んだ感想

Laplacianというメーカーによる2017年発売の18禁美少女ゲームです。なぜかいま公開している公式サイトがないようだったのでWikipediaを貼ります。

ja.wikipedia.org

ノベルゲームにありがちなタイムスリップものですが、何回もループを繰り返すみたいな感じではなく、17世紀のイギリスでずっと過ごしているという感じでわくわく感があってよかったです。アイザック・ニュートンがなぜか女の子になっていてどういうこと?と思ったものの、女性科学者としてはなかなか認められない時代なので「アイザック・ニュートン」という男性っぽい名義でプリンキピアを書いていたというのが「上手いこと設定を考えてあるな」となりました。

状況としては主人公たちがタイミング悪くタイムスリップした影響でニュートン万有引力を思いつくきっかけを失って、それによって歴史が改変されて科学の進歩が何十年も後退してしまうという結構大規模にやばいことにはなっているけど、コメディ調なのとなぜか美少女だらけというのがあってあまり不安はないまま普通に遊べます。プレイ時間も対して長くないし選択肢もわかりやすいのでストレスなく終えられます。

もちろんフィクションではあるものの、ところどころ史実の出来事を混ぜ込んでいるのが面白く、他にこういうゲームがあったらまたやってみたいなと思ったりしましたね。

一方で、18禁美少女ゲームなので、それぞれのルートでそういうシーンが挟まるので、あまり大っぴらに人々には紹介しづらいのが玉に瑕。まあこれは仕方ないですけどね。というか主人公は元の時間に戻るつもりでいるのに普通に330年前の人とそういう行為をしていて大丈夫か、責任とれるのかとかそういうことを考えてしまいます。ここは本筋ではないですけど。

Laplacianの最新のゲーム「白昼夢の青写真」も実はPC版をプレイ済みでこちらもかなり面白かったし、全年齢向きにSwitch版が11月に出るのでこっちは何も気にせず人に紹介できそう。
laplacian.jp

複数の一見関係のないシナリオが1つになるのが面白いのと、曲がシンプルに良いので以下のティザー動画とかをみてほしいですね。
www.youtube.com