会社の同期にこのゲームを勧められたのでやることにしました。特に前評判など調べずに、また「メインヒロインは最後にとっておいたほうが良いよ」という発言だけ聞いて進めました。ゲーム購入した時点では「セールでなんかギャルゲの割に安いし買っておくか」という雑な感じでした。
絵
サイトをみればわかると思いますが、絵が綺麗でした。女の子も可愛いですね。僕はタイトル画面の時点ではピンクの髪の子と茶色の髪の子が可愛いなと思いました。
音楽
ゲームを起動すると突然ピアノの曲が流れてきて、癒やされます。ゲームをずっとプレイしてると気付きますが全体的にピアノのBGMが沢山使われていたり、あとSEも落ち着いた音になっていたり、全体的に綺麗ですね。綺麗な絵と綺麗な音という感じで、「エロゲ」という単語のイメージとは逆な感じがしました。
そういうシーン
18禁ゲームなのでそういうシーンはヒロインごとに何回かずつありますが、なんだか自分は苦手のようで結構スキップしました。ラブラブなんだなということがわかればまあスキップしちゃっても大丈夫そうでした(シナリオ重視のゲームのようなので)
シナリオ
シナリオは結構よかったですね、まあ、んーっと思うところは結構みんなありそう。以下ネタバレマックスです。
四條凜香√
生徒会長のルート。別に悪くなかったけど、あまり印象に残らなかった気がする。生徒会長ならしっかりしていると思いきや甘えたいみたいな、まあなんかありがちな気がした。別に僕が過去に生徒会長と付き合った経験があるわけではないので完全に妄想なんですけど。四條凜香ルート自体もあまりメインのシナリオと干渉しない感じだった。まあ孤独は寂しいよね。
そういえば仕事でも、マネージャーとかディレクターは寂しいみたいな話を聞いた気がする。僕は今仕事ではエンジニアをやっていて、基本ディレクターの話を聴きつつタスクをこなしていき、なにか困ったことや良くないと思うことはディレクターに言うみたいな。生徒会長もそういう感じですよね、生徒にこうしてほしいと言いつつ色々な人の要望も聞かないといけない、誰か甘える相手がいない、寂しい、みたいな。上下関係とか関係なしに支え合えると良いですね。
小鞠ゆい√
ロリコン向けのヒロインかな?という感じで、最初の印象としては、なんかあまり興味ないな~って。まあ可愛いっちゃ可愛いけどなんでしょうね。
で、それは最初の印象ですが、個別のルートの中では案外シナリオめっちゃ良かったです。生徒会長はなんか単に寂しい~って感じの印象だったけど、ゆいちゃんの場合は母親がもういないのでリアル寂しいって感じですね。つれえ…。クラナドって作品でも父親が頑張ってるくだり?結構来るものがあったし、親子の関係みたいな話は良い気がする。
厳しくしたり冷たくしたりすることがあっても結局親は子どものことがとても大事で、大事だからこそかまったりするんだよな。いや、ゆいちゃんの場合厳しくしている感じではなかったけども。僕は親になった経験がないので、想像しかできなく、難しいけど、そういう親子愛?に関するシナリオかけると素敵そうだよなあ。
新堂彩音√
個人的に一番タイプな子でした。主人公がメインヒロインにラブレターを渡して返事を一生待っているのと同様に、彩音ちゃんも実は主人公に昔ラブレター渡していたけど主人公はずっとそれに気づいてなくて返事していなかったという似たような立場。全体的に見るとシナリオはめっちゃ深いかというとあまりそんな感じもしないけど、可愛い子とイチャイチャできたのでよかった(雑)。いやまあ、昔から好きだった子追いかけて普通科に入って素直に自分の気持ちを言って、みたいなの素敵だと思いますよ。
姫野星奏√ + 最終章
あーーーはいはいはい。はいはいはいはい。いやーーー大変そうですね(他人事)。
- 小学生くらいのときに主人公が星奏ちゃんにラブレターを送る(星奏ちゃんはこの時DTMをやっていて、色々あって転校する必要があったので主人公が急いでラブレターを渡す)
- 星奏ちゃんも主人公のこと好きだったけど音楽を提供しているバンドのメンバーに音楽に集中してくれと頼まれて結局返事しきれなかった
- N年後主人公と星奏ちゃんが同じ高校で突然再開する、星奏ちゃん的にはDTM活動がスランプなので懐かしい場所に戻ってくればヒントが得られるのではと思ってのこと(別に主人公にはこのこと言っていない)
- ずっと主人公には転校した理由や手紙を返さなかった理由は内緒にしつつ主人公と付き合ってイチャラブマックス
- 学園祭?でバンドがきて、星奏ちゃんそろそろもどってきますか~って感じで、その後付き合ってるのにもかかわらず具体的な理由は主人公に伝えず、「ごめんなさい」というメールだけ残して突然転校する(二回目)
- 最終的に月日が経って主人公は社会人になり、母校の先生となっていたところ何故かまた星奏ちゃんが戻ってきて(バンドが解散みたいな理由で)それでまたイチャラブする(戻ってきた理由など伝えずに)
- で主人公にプロポーズされるも、また手紙だけ置いてもう二度と会わないでしょうということで去る(三回目)
- 主人公は星奏ちゃんのことを知りたくて色々と探って最終的にバンドメンバーの人の話を聞いてなんとなく理解して勝手に納得する(なるほど、恋愛も大事だけど、音楽活動も大事で、彼女も色々と悩みながら全力で居たんだな)みたいな
え?
小学生の頃から好きで一緒にずっと遊んでた人が、何で悩んでるかも言わずに何度も自分のもとを離れていって最終的に主人公27歳独身無職?大変そうすぎる。星奏√入らずに彩音√入ったほうが幸せだったな・・・・・・・
星奏ちゃんは、
- 1回目は返事すらしていない
- 2回目はメールで一言「ごめんなさい」
- 3回目は手紙でもう少し具体的なメッセージを残した「もう二度と会わない」みたいな
ので、彼女なりに頑張ってるみたいなのはあるみたいだけど、それにしてもな
まとめ
- システム面(イラスト、音楽、SEなど)良かった
- 彩音ちゃんが可愛い
- ゆいちゃん√のシナリオが好き
- 生徒会長の話あまり印象に残らなかった
- 星奏ちゃん√大変だな
- 大変そうすぎるとか書いてるけど、まあなんだかんだブログに感想記事を高速に書くレベルには楽しめたのでよかったです。
- 小説書きたくなってきた