stefafafan の fa は3つです

"すてにゃん" こと id:stefafafan のブログです

GitHub + Slack Integration の通知でSlackのスレッド内に入り込むのを無効化する設定

GitHub + Slack Integrationとは、SlackにGitHubの通知を流すときに便利に利用できるアプリのことです。最近の仕様変更によりSlackのスレッドをデフォルトで活用するようになりました。GitHub上にリポジトリはありますが、現在実装はオープンソースになっておらず、READMEが公開されているのみです。
slack.github.com

スレッドを無効化する設定

以下のコマンドを対象のSlackチャンネルで実行すると、 Disable threading for Pull Request and Issue notifications. という表示とともにDisableボタンが登場するのでそれを押せばそのチャンネルでのスレッドが無効化されます。これはチャンネルごとの設定なのであらゆるチャンネルで無効化したい場合は実行して回る必要があります。ちなみにこの次の「Also send to channel」の設定が有効の場合でもこのDisableは効きます。

/github settings

参考コメント: https://github.com/integrations/slack/issues/1500#issuecomment-1335564029

スレッドはそのままでいいので、Also send to channelしてほしい場合の設定

Slackのスレッドでの通知は便利に使っているけど、チャンネルにコメントが流れてこなくて不便という場合はその設定もできます。以下のように comments:"channel" にsubscribeするとスレッド内のIssueのコメントがチャンネルにも流れます*1。これはチャンネル・リポジトリごとの設定なので、全ての設定をこれにしたい場合はチャンネル × リポジトリの数の分実行しないといけません。

/github subscribe org/repo comments:"channel"
/github subscribe org/repo reviews:"channel"

参考ドキュメント: https://github.com/integrations/slack#threading

時系列

どうしてこんなことになったのか時系列でまとめておきます。

*1:Pull Requestの通知もスレッドを使っていますが、これは常にチャンネルにも流れるようになっています

*2:後にPull Requestのコメントもスレッドに入るようになるが具体的な日時は不明