自分も詳しくはないけど、自分の認識を簡単に記事にまとめておいて、「これから資産運用したい」という知り合いが出てきたときに共有できるようにする目的で簡単に書きます。
流れ
- 何かしら家計簿をつけて自分の現状を理解する (マネーフォワードとかがおすすめ)
- 数ヶ月分の貯金がある状態まで現金を貯める
- 確定拠出年金もしくはつみたてNISAもしくは両方やる
- 投資のことは忘れて仕事をかんばって給料をあげる。お金に余裕がさらにできたらまた投資について考えてみる
大体上記で以上です。
家計簿をつけて自分の現状を理解
マネーフォワードMEを入れてアカウント作ってあらゆるものを連携しまくるのがおすすめです。銀行、クレカ、電子マネー、年金、投資信託、とにかく色々連携できて便利です。
moneyforward.com
マネーフォワード最初のうちにやっておくと良い設定
ついでにこれやっておくといいよというのも書いておきます。ここに書いてることは全て「自分の現状を理解」しやすくするための設定です。
- 家計簿の集計期間を変更して、給料日に揃える
- デフォルトでは毎月1日に集計期間が切り替わるけど、月の途中で突然給料が振り込まれるみたいな見た目になってかなりわかりづらいのでこれは絶対設定したほうが良い
- 集計期間を変更する方法 – マネーフォワード MEサポートサイト
- 振替機能を活用して、銀行とクレジットカードで二重で口座から引かれる計算になってる〜みたいなのを防ぐ
- お金が自分の「口座」間を移動しているだけの場合、資産は増えても減ってもいないので、「振替」という機能を使う必要がある
- なんか二重で計上されてそうなのを見かけたら振替に変更したりしましょう
- 「振替」機能について – マネーフォワード MEサポートサイト
- グループ機能を活用する
- マネーフォワードに銀行口座とねんきんネットを両方連携するとねんきんネットの総額がでかくて実態が見えづらくなったりする
- 自分はグループ機能を使って、「現金・電子マネー」「投資信託・仮想通貨」「年金」などのグループをわけて見ています。「年金」には「ねんきんネット」と「確定拠出年金」を所属させている
- 資産の実態がより見えやすくなります
- 「グループ」機能について – マネーフォワード MEサポートサイト
数ヶ月分の貯金がある状態まで現金を貯める
「全財産10万円です、これから毎月5万円投資します」みたいな感じだと心配になる。投資はそもそも必ずプラスになるという保証はないし(マイナスにもなり得る)、確定拠出年金なんかは60歳になるまでお金を取り出せないので貯金がほとんどない状態でやるものではない。何かしらのイベントが発生して急にお金が必要になったときに使えないと困るのでまずは数ヶ月分(給料3ヶ月とか6ヶ月分とか自分が安心できそうな額)の現金を貯金しましょう。家計簿取るようにしておけば、毎月現実的にいくら貯金できるのかや、どこに無駄があるのかが見えるはず。
確定拠出年金 / つみたてNISA
とりあえず投資するときは確定拠出年金かつみたてNISAか両方やるがおすすめ。
- 確定拠出年金
- つみたてNISA
- 良い点
- 運用益が非課税
- いつでも引き出せる
- 気をつけポイント
- 最大20年間、毎年上限40万円までのみ非課税枠がある
- 良い点
めちゃ簡単にまとめると上記のような感じで、普通投資信託とか自分でやると税金がかかるが、確定拠出年金やつみたてNISAの枠の中でやる分には税金がかからなくておすすめ。国がやってるやつなので、取り扱ってる商品も安心安全なものが揃っているらしい。あと確定拠出年金については住民税が減るのが毎月の明細で目に見える部分なので地味に嬉しいです。以下のようなことを考えてやると良さそう。
- 60歳以降のことはどうでも良い場合
- 確定拠出年金は無視して、つみたてNISAをやる
- 60歳以降の生活も気になっている場合
- 確定拠出年金の枠をまず使い切ってから、つみたてNISAをやる
- 60歳以降の生活も気にはなるけど、若い間のほうがお金使って遊びたいしという場合
- 少額で確定拠出年金スタート
- もしくはつみたてNISAからスタートしてライフイベントとかに備えたりする
つみたてNISAは「最大20年間、毎年上限40万円までのみ非課税」というのがあるので、国は「最初は少額からでもいけるよ〜」と言ってくれるけども、800万円分の非課税枠を無駄にしたくない人であれば、年に40万円つみたてNISAに投資できるくらいの余裕がある日まで待ってからつみたてNISAをスタートするとお得かもしれない。(つまり月に3.33万円生活費と別で投資に回せるお金があるということ)
ちなみに2024年から一般NISAが新NISAになるらしいけど、気にせずつみたてNISAをやるでいいかなと思います、多分。5年縛りで年間120万積み立てたい人とかだったら考えても良いかも。
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何に対していくら投資するか
「何」に関してはインデックスファンドに長期で投資するのが一番安心感があって良いということが知られている。「eMAXIS Slim 全世界株式」みたいなやつとか、「S&P500」みたいなのを選ぶ。
いくら投資するかは、自分の月の収支と若い間にどれくらい金を手元に残したいか次第という感じになりそうで、毎月手元から2万消えても生活に支障ないなら2万投資に回すみたいなそんな感じです。つみたてNISAだったら途中で引き出せるのであまり困らないかもだけど確定拠出年金のほうは60歳まで取り出せないとか、掛け金の変更をする機会が1年に1回しかないとかがあるのでちょっと気にしたほうが良い。
投資のことは忘れて仕事をかんばって給料をあげる
一回つみたてNISAとか設定してしばらくすると、「何もしていないけど1000円得した!」みたいなのがマネーフォワードみててわかるようになって嬉しくなるのですが(逆にマイナスになることもある)、ずっと眺めていても正直どうしようもない。長いスパンで投資することが大事なので自動で毎月同じ額が投資されるように設定できたらあとは放置しておくと良い。
その後もっとお金増やしたくなる欲がでてきたりするかもしれないが、投資するための元となるお金がない限りは一発でお金増やすことはできない(ハイリスクハイリターンのFXとかをやらない限り)ので、一番いいのは仕事がんばって昇進して給料を増やすことです。給料増やして毎月投資に回せるお金が増えたらまた投資信託をもっと増やしてみるみたいな感じ。はちゃめちゃ余裕ができるようになったら、「ポートフォリオ」を意識して、数パーセントだけリスクのある投資をしてみようとかやってみても良い。
おすすめ記事
これやるといいですと色々書いたけど、理論は何も書いていないので、もっと詳しく知りたい人はこのへんを読むと良いです。
もっと勉強したい
お金系の本読むと良さそうだけど、自分も全然読めていない。「ウォール街のランダム・ウォーカー」がよく勧められがちです。
あとマンガでわかる〜ってやつもゆるふわで良いかもと思います。コミックDAYSでも読めます。
comic-days.comFP検定3級目指すのもやってみたい。
www.jafp.or.jp
こちらからは以上です。